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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース6.0
B25767-02
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表の処理

この項の内容は次のとおりです。

表の作成

表を作成するには、SQL文CREATE TABLEを使用します。SQL文の構文については、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド』を参照してください。TimesTenでは、表名が大文字に変換されます。

例6.1

次のSQL文によって、CustIdおよびCustNameの2つの列を持つNameIDという表が作成されます。この表では、名前(文字)が識別子(整数)にマップされます。

CREATE TABLE NameID (CustId INTEGER, CustName VARCHAR(50)); 
 

この例では、CustId、CustName、Addr、ZipおよびRegion列を持つCustomerという表が作成されます。CustId列が主キーに指定されます。これによって、表内の行はCustId値で一意に識別されます(「主キー、外部キーおよび一意索引」を参照)。UNIQUE HASH ON (custId) PAGES値は、表のハッシュ索引に30バケットが割り当てられていることを示しています。

CREATE TABLE Customer     (custId INT NOT NULL PRIMARY KEY,      custName CHAR(100) NOT NULL,      Addr CHAR(100),      Zip INT,      Region CHAR(10))      UNIQUE HASH ON (custId) PAGES = 30;

表の破棄

TimesTen表を破棄するには、SQL文DROP TABLEをコールします。

例6.2

次の例では、表NameIDが破棄されます。

DROP TABLE NameID; 

表サイズの見積り

TimesTenデータ・ストアのサイズの増加は、最初の接続時に行うか、または排他接続で行うことができます。データ・ストアのサイズを変更する必要をなくすには、データ・ストアの最終的なサイズを少なく見積もらないようにする必要があります。データ・ストアのサイズの見積りには、ユーティリティttSizeを使用します。